就活のまえにー良い仕事、良い職場とは?ー中沢孝夫

 世の中には無数の仕事と職場がある。その中から何を選ぶのか。どこが自分には向いているのか。就職情報誌や企業のホームページに惑わされずに、働くことの意味を考える、就活一歩手前の道案内。

 

就活って何?……と前から私にとっては難しい課題だった。

現代では、「どのような仕事をしたい?」と聞かれるのが本当に多くて、具体的な答えを出せないと、何かしら罪悪感を感じる。

短期ながらも複数の仕事をしてきて思ったのは、自分は長期的に成長できる仕事を求めているのだということ。仕事の範囲が限られていて、そこからはみ出ることが難しい仕事には惹かれないのだ。人材育成。それと、労働条件。仕事内の人間関係。

もう本当に基本の基本なのだけど、結局のところそれが大事なんだよね。

 

いま、前の仕事を終えて一番反省していることは、”信頼関係を壊した”ということ。

コロナが原因の一つとも言えるけれど、やっぱり利己的になって、人間関係の基本を忘れてしまった自分が悪い。一度壊れた信頼関係を修復するのは、本当にむずかしい。

どれだけ仕事を頑張ろうが、他のルールを守ろうが、信頼関係を壊したら、パーになる。それを痛感した。逆に言えば、仕事にミスがあっても、強い信頼関係があれば、失敗を乗り越えていくことができる。

 

だから私は、次の仕事では、『仕事を長期的な目線でコツコツと続け、成長し続ける』、『信頼関係を大切にする』を達成したいのだ。それと同時に、政治を見る目を磨き、自分の権利を守るために行動を起こせるようになりたい。